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Interview
スタッフインタビュー

産休育休を
二度取得した
私だからできること

新卒入社

2014年入社
レキシア 新宿店
アドバイザー

Boutique

入社経緯を教えてください。

大学は教育学部を卒業し、教師を志して教育実習も経験しました。人に教えることが大好きでしたので、性格的にも向いている仕事だと感じていましたが、就職活動の時期に、自分のライフプランについて深く考えるようになり、結婚や出産、そして仕事も続けていきたいと思っている自分に気がつき、企業への就職を考え始めました。

人と話す仕事ということが大前提でしたので、販売職を中心に就職活動をしていた中で、ホッタと出会いました。誰もが知るブランドを扱っているということは魅力の一つでしたが、ハイブランドを扱っているにもかかわらず、面接での穏やかな雰囲気にとても惹かれました。
ご縁があった会社にはなるべく長く勤めたいと思っていたので、和やかな社風が感じられるホッタなら、自分の持ち味も生かされ、やりがいもあるだろうと思い、入社いたしました。

お仕事内容と、二度の産休・育休取得についてお聞かせいただけますか

2014年に入社し、レキシア銀座並木通り本店に配属となりました。人と話すのが好き、と飛び込んだ世界でしたが、ハイブランドを扱う仕事に、最初の一ヶ月は覚えていないほど緊張しました。ですが、面接の雰囲気そのままに、現場の先輩や上司の方々も接しやすく、品がありながら、とてもフランクな社風なので、気負いなく楽しくお仕事をさせていただいています。
ホッタは、チームワークを大切にする会社です。普段の仕事はもちろんですが、私のように、産休、育休を取得した社員へのサポートはチームワークあってこそだと実感しています。

私は入社3年目で結婚し、一年後に出産しました。産休と育休を一年半取得させていただき、店舗に復帰しました。初めての子供のときは、家族以外の大人と会話をする機会がないという孤独感がありました。それまでハイブランドという華やかな世界で仕事をしていましたので、急に自分の世界が狭くなったような思いに駆られてしまっていたのです。ですから、仕事に復帰したときはとても嬉しかったことを覚えています。久しぶりに制服の袖に腕を通したときに、もう一つの居場所、大好きな世界に帰ってこられたという思いが沸き上がってきました。ホッタはつねに進化しているので、復帰直後は戸惑いもありましたが、それも新鮮で楽しかったです。

じつは最初に育休から復帰したとき、すでに第二子を妊娠していて、マタニティー用の制服を着て仕事をしていました。顔なじみのお客様からもお祝いの言葉を掛けていただくなど、社員だけでなくお客様からも暖かく迎え入れていただいたという思いでした。

そこから二度目の産休・育休を取得することになるのですが、私は二度の産休育休取得者第一号でした。ホッタは、制度はもちろん、受け入れてくれる社員のみなさんがいるので、これから私のように、出産や育児でキャリアを諦めない生き方を選んでくれる社員が増えるといいなと思います。

復帰後の仕事に変化はありましたか

第一子の復帰直後は、育児と仕事の両立が大変でしたが、慣れてくると、むしろ、仕事をすることでいい意味のリフレッシュにもなっています。家族に対しても優しくなれますし、母親という新しい視点を得ることによって、仕事に対する姿勢やお客様への目線が変わってきて、双方にとってプラスになっています。お子様連れでハイブランドのお店に入るのは、勇気のいることだと思いますし、ゆっくりとお買い物を堪能できないこともあります。こうしたお客様が気兼ねなくご来店いただけるように、母親目線での目配り気配りをこれからも心がけていきたいですね。
現在は、17時までの時短勤務をさせていただいています。子供が少し大きくなるまではこのまま時短勤務を続けながら、仕事にも精一杯取り組んでいきたいと思っています。

子供ができると、急な発熱で保育園から呼び出しがあったり、前日に急遽お休みをいただくこともあります。それを理解してフォローしてくれる職場環境のおかげで、気持ちよく働かせていただいています。私の場合は、家族の理解や協力もあって、息抜きをする時間も十分にあります。環境に恵まれていると思いますが、ホッタでなかったら、ここまで両立がスムーズにできなかったかもしれないと思うと、本当に感謝しています。

今後、私のような後輩ができたときに、同じようにフォローしていきたいと思っています。今まで自分がしてもらったことを次の世代にお返しするためにも、販売職としてキャリアを積み、ステップアップできたらと考えています。

仕事で感動したことを教えてください

接客をしていく中で、これまでたくさんの感動的な場面はありましたが、家庭を持つようになったからこそ、より印象深く感じたエピソードがあります。
お客様に伺ったお話です。お父様がロレックスをして仕事をしている背中を見て、小さい時からその姿を格好いいなと思って見ていたのですが、お客様が二十歳になったときに、そのロレックスを譲り受けられました。お父様はお客様が二十歳になったら譲ろうと前から考えていたそうです。感動したお客様は、ご自身にお子さんができたときに、同じことをしてあげたいと、新しくロレックスをお買い求めになりました。

そのロレックスが二十年後、お客様からお子さんの手に渡るところを想像するだけで、自分のことのように感動してしまいました。これも自分に子供ができたからこそ、深く共感したのだろうと思いますし、自分もいつか子供にプレゼントしてあげたいと思ったエピソードでした。

こんな素敵なエピソードが生まれるのも、ロレックスが、デザインが大きく変わることがないために流行に左右されにくいことや、機械式だからこそできることだと思います。時計そのものだけでなく、同じエピソードが代々紡がれていくことができるのは、時計自体の品質、アフターサービスの充実度や技術力、流行に左右されない洗練されたデザイン、そのすべてが揃った本物の持つ力だと思います。

入社される方へのメッセージをお願いします

ホッタは仕事のやりがいはもちろんですが、ライフステージの変化にも柔軟に対応できる制度や、フォローし合える仲間がいる会社です。私のように産休・育休を取得している社員は他にもたくさんいます。仕事と出産育児の両立に悩んでいる人でも、ホッタならその両方を無理なく実現できます。

仕事も家庭も諦めたくない、そんな方こそ安心してホッタの門を叩いてほしいと思います。そして困ったことがあったらいつでも相談してください。私や経験者の社員たち、そしてチームの力で、みなさんをサポートします。