
2021年新卒入社
中途入社
2016年入社
チューダー 伊勢丹新宿店
チーフアドバイザー
Boutique
前職はアパレル業界で販売の仕事をしていました。美大を卒業していますので、デザイン部門を希望していたのですが、いずれデザインに携わるとしても現場経験が必要ということで、販売職に就くことになりました。初めは戸惑いましたが、経験を重ねるうちに、お客様とコミュニケーションを取りながら、お客様にとって最適な商品を提案する接客の楽しさを知り、販売職を続けていきたいと思うようになりました。
仕事を続けていく中で、今とは違う世界を見てみたい、もう少しお客様としっかり向き合える環境で接客をしてみたいという成長欲求が湧いてきました。
ホッタはハイブランドを取り扱っているので、お客様との時間をとても大切にしています。私が思い描く理想の接客の姿だと感じました。ここでなら、接客の仕事をより磨けるのではないかと思い、入社に至りました。
現在は、チューダー伊勢丹新宿店のチーフとして勤務しています。入社時は伊勢丹新宿店のロレックス販売スタッフとして配属されました。当時、時計のことはまったく知らない状態からのスタートでしたが、憧れていた「一人ひとりのお客様とじっくり対話しながら接客するスタイル」に、アパレルでは感じたことのない喜びを感じたのを覚えています。
2年ほど経ったときに、チューダーが日本に再上陸を果たすことになり、その1号店である伊勢丹新宿店に販売スタッフとして異動となりました。チューダーはもともと時計愛好家の方に人気のあるブランドです。そのようなブランドをこれから日本のお客様に広く知っていただくという仕事は、これまでとは違ったワクワク感があり、異動が発令されたときから、配属を楽しみにしていました。そこから販売経験を重ねて今に至っています。
チューダーの販売の仕事はとても新鮮で刺激的です。チューダーでは、フランクな雰囲気のイベントを開催することもありますが、販売スタッフもその臨場感、高揚感の中で接客を楽しむことができます。昨年10月末には、ラグビーチーム「オールブラックス」の選手をお招きし、銀座店3周年パーティーを行ないました。お客様もこのような賑やかなイベントに参加することをとても楽しみにしてくださっています。
日々の接客でお客様との関係性を築いているからこそ、こうした特別な日もより充実した時間となります。店舗では、チームが一丸となってお客様のために何ができるかを考え、改善を積み重ねています。こうした仲間との時間での学びも多く、自分自身も成長していけるこの仕事に、やりがいを感じながら店舗に立っています。
普段意識していることの一つは、チューダーのブランドイメージを大切にした接客態度を心がけているということです。スポーティーなブランドですので、自身が身に着けるチューダーのデザインもそれを意識しています。
もう一つは、たとえお客様がお買い求めにならない日でも、ご来店そのものを楽しんでいただけるよう、心のアンテナを広げるようにしていることです。時計そのものの知識だけでなく、例えば、アンバサダーのチームや人物、競技そのものを勉強したり、お客様のお好みに合った素敵な飲食店の情報などを、まめにチェックするようにしています。仕事のためだけでなく、自分の視野も広がりますので、楽しみながら行なっています。
チーフという役割は、自身が販売・接客するだけでなく、上司を補佐したり、後輩を指導する場面もあり、日々学ぶことが多いです。チューダーは小規模店舗ですので、一人ひとりの仕事の守備範囲は広く、全体を見る力が求められていると感じています。
これまで以上に、お客様からも、スタッフからも頼りにされる存在になるよう、楽しんで努めていきたいと思っています。
チューダーのアンバサダーであるラグビーチーム「オールブラックス」がお好きで、イベントをきっかけに、チューダー伊勢丹新宿店に初めて来店してくださったお客様がいらっしゃいます。はじめはラグビーへの興味からのご来店でしたが、次第に時計にも関心を持ってくださるようになりました。その後、毎月のようにご来店いただくので詳しくお話を伺うと、かなり遠方からいらしていただいているとのことで、大変驚きました。
お客様のお住まいに近い都市にもチューダーの販売店舗はあるのですが、わざわざ当店を選んでお越しいただいていると思うと、とても光栄なことだと感じています。
何度か足をお運びいただいているうちに、お客様のお好みやライフスタイルも自然とわかってきます。対話を重ねて趣味やご希望を伺いながら、お客様に合った一本を一緒に探していく時間も、とても楽しいです。お客様から、「素敵なものを選んでくれてありがとう。この時計、一生大切にします」とおっしゃっていただいたことがあります。それまで接客をしていくなかで「一生大切にする」という言葉をいただいたのは初めてでしたので、感動してじんと胸が暖かくなりました。「一人ひとりのお客様と向き合うということは、こういうことなんだ」という実感が、胸の奥から湧いてきた瞬間でした。
チューダーという素晴らしいブランドのファンを増やしていくこの仕事に、誇りをもっています。そう思わせていただけるのは、素敵なお客様方のおかげでもあります。
チューダーは、スポーツ関連のスポンサーやアンバサダー契約も多く締結しているため、お客様との会話のために勉強をすることで、今までの自分にはない引き出しが増えていき、世界がぐっと広がります。ラグビー、サーフィンやセーリング、F1などのモータースポーツなど、これまで自分には無縁だと思っていた分野がより身近になっています。
「お客様とじっくりと向き合いたい」「もっと広い世界が見たい」とホッタに入社した自分の選択が、間違っていなかったと思う瞬間も、私にとって幸せな時間です。
ホッタは社員一人ひとりに向き合い、その個性や可能性を大切にしてくれる会社です。ハイブランドを扱っているので、堅いイメージを持つ方もいるかと思いますが、むしろ型にはまらず、柔軟に対応できる人の方が、楽しめる会社だと思っています
私自身、美大の出身で、本来は手先を動かすのが大好きなので、インドア派であると思っていましたが、接客を経験して初めて、自分が販売職に向いていると気づきました。そしてホッタに入社し、ロレックスの販売からチューダーへの異動と、そのたびに新しい世界が広がりました。
これまでの自分への思い込みを外して、ほんの少しでもチャレンジを重ねていくと、気がつけば新しい自分や価値観に出逢うことができると思います。弊社はチームで仕事をするので、職場環境にも恵まれています。プライベートな時間を確保しながらも、仕事ではいろいろなことにチャレンジするチャンスがあるので、頭を柔らかくして気負わずに、小さな挑戦を続けていってほしいと思います。
自分でもまだ知らない新しい自分との出会いを期待し、それを楽しめる方とご一緒できる日を楽しみにしています。