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Interview
スタッフインタビュー

会社も家族も、
大切な”ホーム”

中途入社

2015年入社
レキシア 大阪心斎橋店
サービスカウンター副店長

Boutique

入社から現在の仕事に至る経緯を教えてください

私の経歴はホッタの中でも少し変わっています。大学は農学部を卒業した後、さらに学びを深めようと海外農業研修プログラムとしてオランダへ一年間留学、その後、学んだことを仕事で活かそうと、輸入チーズ関係の職に就いていました。
出身は名古屋なのですが、大学では熊本へ行き、オランダへ留学…と、新しいことをやってみたい、外へ出てみたいという気持ちが強く、20代半ばまで夢を追いかけていました。
一方で、愛情豊かな家族に囲まれて育ってきましたので、将来は家庭を持ちたいという思いもあり、妻と結婚を考えていたタイミングで、安定している企業への再就職を考えるようになりました。
もともと、人と話すことが好きでしたので、接客業をしてみたいという思いがあったのですが、アパレルのように流行のサイクルが短い業界よりも、時計や眼鏡といった商品の方が、長く勤めるには良いのではと漠然と考えていました。
そんなときにたどり着いたのがホッタでした。面接では、休暇や給与、人事異動についても、率直に気になることを質問させていただきました。社長を始め、面接官の方々は嫌な顔一つすることなくお答えいただき、とても透明性のある良い会社だなと感じました。

入社時はレキシア名古屋栄ラシック店に配属され、その後、名古屋の百貨店内での改装オープニングスタッフとして2年ほど勤務しました。そのころ人事面談で「いつかは(結婚する予定の)妻の勤務地である大阪に異動したい」と話していたところ、数ヶ月後に人事異動があり、タイミングよく大阪心斎橋店に移ることができました。必ずしも希望の勤務地が叶えられるわけではありませんが、ホッタは社員一人ひとりに寄り添ってくれる会社です。その人の能力や成長度合い、置かれている環境などを考慮しながら、人事の采配をしてくれていると感じています。面接のときに感じた「風通しがよく温かい会社」というイメージは、入社して10年経った今でも変わっていません。

現在のお仕事内容を教えてください

大阪心斎橋店で半年ほど販売職を経験したあと、修理受付担当となり、現在は同じ店舗でサービスカウンター副店長というポジションに就かせていただいています。
サービスカウンターにお越しになるお客様には、いろいろな思いやエピソードをお持ちの方がいらっしゃいます。亡くなられたご主人の時計を持ち込まれ、「男性用だから自分では使わないけれど、時計を動かしておきたい」というお客様もいらっしゃいました。ロレックスの修理は、けっしてお安いものではありませんので、使わない時計を修理に出されるのか悩まれていましたが、亡きご主人の思い出話を伺いながら対話をすることで「やっぱり主人の思い出が詰まっているから修理をお願い」とご決断いただくことができました。

またある時は、80代のお母様、60代のお嬢様の母娘がご来店され、3本の時計を修理に出されました。お孫さんのものも含めたそれぞれのロレックスだということでした。その1本1本に、オーナー様ご自身の異なる思い入れや歴史が刻まれていて、時計自体を引き継いでいるわけではありませんが、同じブランドの時計を母娘三代に渡って、お買い求め続けていただくという引き継がれ方もあるのだなと、ロレックスの魅力を再認識したこともありました。
サービスカウンターの仕事は、このような一人ひとりのお客様の思いやエピソードに寄り添いながら、お客様の大切なものを、そのときにできる最高の状態にするという奥深い仕事だと思っています。私自身、入社当時はロレックス自体への思い入れが強い方ではありませんでしたが、この仕事に就いたことで、お客様からロレックスの魅力や価値に気づかせていただきました。
安定した企業に入りたいと門を叩いたホッタですが、こんなにも日々の仕事で喜びや成長を感じられるとは、嬉しい誤算でした。海外からのお客様もいらっしゃいますので、留学時代に培った語学力も生かされ、やりがいを感じながら、日々サービスカウンターに立っております。

入社される方へのメッセージをお願いします

ホッタは会社自体が温かく、社員に寄り添ってくれている会社です。社員の家族が75歳になると、敬老の日にとても素敵なお菓子折りを贈ってくれるのですが、私の亡き父も当時それをいただき、「社員の親のことまで考えてくれる良い会社に入ったな」と、とても喜んでくれたことを、今でも誇らしいような気持ちで思い出します。父は他界していますが、両親に、ホッタで頑張っている姿を見せたいという思いをいつも抱いています。
ホッタが社員に対してしてくれる温かく誠実な対応に、自身を磨き続けて、仕事で恩返しをしたいという気持ちでいますが、そのように思う社員は、私以外にもたくさんいます。販売職というと、個人の業績が問われると思う方も多いかもしれませんが、ホッタの場合は、その人がどれだけ自分の目標に対して行動してきたかという、「行動評価」を重視しています。ですから、「自分は、自分は」と個人プレーを重視する人ではなく、店舗や会社の仲間とコミュニケーションを取り、チームワークを大切にして、仲間やお客様にとって何が最善かを考えながら仕事を進めていける人が向いていると思います。私自身も、優秀なスタッフ に助けられ、仕事ができていると感じています。とびきり明るい雰囲気の大阪心斎橋店は、私にとって、もう一つのホームです。

社会は目まぐるしく変化をするものです。それに合わせてホッタもつねに進化をしていますので、そのような状況を楽しんで柔軟に対応できる方には、気持ちよく仕事ができる環境だと思います。私のように、家庭も大切にしたい、親にも喜んでもらいたい、そして仕事の楽しさも日々味わいたい、こんな欲張りな願いも、ホッタなら叶うと思います。家族愛に溢れる人こそ、チームワークを重視するホッタに向いているかもしれません。
そんな仲間が増えることを心待ちにしています。