私は２０１５年に中途でホッタに入社しました。大学を卒業後、最初に就職したのは百貨店でした。いろいろな商品を取り扱う仕事に興味があり、店頭での販売やバックヤードでの商品管理などを経験してきました。仕事をするうちに、バックオフィスの仕事に興味が湧き、電力会社へ移り、総務・人事・経理と言ったバックオフィス全般を担当させていただきました。仕事自体は楽しかったのですが、もともと物販商品を扱うことに興味があって百貨店に就職したこともあり、次第に小売業の中でも興味のあるジャンルで、培ったバックオフィスのスキルを試したいと思うようになりました。
転職を考える上では、業界へのこだわりもありましたが、培ってきた仕事が活かせること、経営者の顔が見える会社であること、そして将来、組織運営に携わるポジションを目指せることが大切なポイントでした。こうした条件が揃っていたホッタと出会えたことは、良い縁に恵まれたと思っています。

入社時は、希望どおり本社財務部経理課に配属となりました。その後、経理の立場で店舗の監査に入る機会があり、店舗に関わる仕事も面白そうだと感じたことを覚えています。　
しばらくして「会社を把握するために、営業部門であるロレックス事業部へ行ってみる気はないか」との打診があり、ロレックス事業部へ異動となりました。店舗企画やシステム支援を主に担当しましたが、ここでの体験もとても充実したものでした。３年ほど店舗企画を担当したのちに管理部門へ戻り、人事課へ配属となって現在に至っています。

現在は本社総務部人事課のマネージャーを務めさせていただいています。主な仕事は人事評価制度の運用管理や採用面接などですが、社員の声を意識した社内制度の改善にも取り組んでいます。
ホッタには、結婚・出産を経たあとも働き続けている女性社員も多く、男性の育児休暇取得者も増えてきています。長く勤務したいと考えてくれている社員が多い会社だと思いますので、そのための環境整備をつねに心がけています。
「働き方改革」により、国の制度も年々変わってきています。こうした状況をつねに把握し、会社の制度に反映できるように、勉強が欠かせません。ホッタは「人を大切にする」という経営姿勢を強く持っており、そこに魅力を感じている社員も多いと思います。その期待に応え続けられるよう、縁の下で支えるのが人事の仕事だと思っています。会社が大切にしている思いを支えるこの仕事に、誇りをもって取り組んでいます。

ホッタに入社し、これまで何名かの上司の下で仕事をしてきましたが、共通していたのは、部下の話をしっかり聞いてくれる姿勢です。寄り添う姿勢でいてくださったおかげで、私自身を認めて信頼してくれているという安心感の中で仕事ができました。
これはホッタの社風だと認識しています。私も「チーム・ホッタ」の一員として、こうした文化を引き継ぎ、部下にとって、そのような上司になりたいと思って仕事をしています。
また、「良い仕事をしよう」とつねに心がけています。バックオフィスの仕事はミスなく、確実にこなしていくことが求められます。それはもちろんですが、仕事を自分なりに改善し、質を高めていくことも大切なことだと思います。
良い仕事をしたいという気持ちは、「次代の人がよりやりやすく」ですとか、「制度を利用する人にとって、より利便性が高いように」という思いであったり、仕事の先にいる相手を思う気持ちでもあると思いますので、これからも「さらに良い仕事を」という気持ちを持ち続けて、仕事に向き合っていきます。

ホッタは新卒入社はもちろんですが、私のように中途採用者も多くいます。ホッタに入社する前に積み重ねた経験は、自身の糧となり現在に至っていると感じています。
業界や会社が違えば常識が全く異なりますが、そこで得た経験が無駄になることはないと断言できます。人として、社会人として共通する大切な部分は必ずありますし、一見すると役に立たないと思われる知識や考え方が、思わぬ形で自分の助けになることも珍しくありません。どう活かすかは自分次第だと思います。人事担当をするようになり、その思いは強くなっています。
ホッタには尊敬できる人が多く、人に恵まれていると心から思います。そうした人たちと一緒に仕事をすることは大きな刺激になります。これからホッタの門を叩いてくださる方々には、ぜひ目標とする先輩や上司を見つけて、自分を高めることを楽しんでほしいと思います。「この人には敵わないな」と思える先輩や上司に出会うことができたら、日々に張り合いが出ると思います。
ともに切磋琢磨できる仲間が増えることを楽しみにしています。